Word原稿でKindle出版する方法|KDPのWord入稿を初心者向けに解説
Kindle出版というと、「特別なファイル形式で入稿しないといけないのでは?」と思っている方も多いかもしれません。
実は、Kindle本はWord原稿でも入稿できます。
しかも、初心者の方にとっては、Word入稿の方が簡単な場合も多いです。
この記事では、Word原稿でKindle出版する方法と注意点をわかりやすく解説します。
Word原稿でもKindle出版できる
Kindle出版では、原稿データをKDP(Kindle Direct Publishing)にアップロードして本を作成します。
このとき、原稿形式としてよく使われるのが
・Word(.docx)
・EPUB
の2種類です。
EPUB形式の方が細かい調整はできますが、初心者の方であればWord入稿でも十分出版できます。
KDPに入稿すると、自動的にリフロー型(読者が文字サイズなどを自由に変更できる形式)のKindle本に変換されます。
参考記事
Kindleはリフローと固定レイアウトどっちがいい? メリット・デメリットを徹底比較
Word入稿のメリット
Word原稿でKindle出版するメリットは次の通りです。
・知識不要
普段から使い慣れているWordで原稿を作れるので、特別な知識がなくても作業できます。
・Wordだけで作れる
EPUBを作るための専用ソフトなどを用意する必要がありません。
・初心者でも簡単
Wordで原稿を作り、そのままKDPにアップロードするだけなので、作業のハードルが低いです。
Word原稿でKindle出版する手順
Word原稿でKindle出版する流れはとてもシンプルです。
① Wordで原稿を作成する
② docx形式で保存する
③ KDPにアップロードする
④ Kindle用データに自動変換される
基本的には、これだけでKindle本を出版できます。
Wordの装飾はどこまで反映される?
私の経験では、Wordで入れた装飾はかなりそのまま反映されます。
例えば次のようなものです。
・文字色
・太字
・罫線
・表で作った色付きボックス
・蛍光ペン(ハイライト)
・改ページ
これらは、KDPにアップロードしてもほぼそのまま表示されることが多いです。
ただし、電子書籍は読む環境によって表示が変わることがあるため、あまり複雑な装飾やレイアウトは避けた方が安心です。
シンプルな構成の方が、トラブルが起きにくい傾向があります。
Word入稿のちょっとしたメリット
Word入稿で意外と便利だと感じる点もあります。
例えば、挿絵のような小さな画像を入れた場合、EPUBのように画像の前後で改ページされず、自然に表示されるということがあります。
もちろん
・画像サイズ
・端末
・文字サイズ
などによって表示は変わるため、必ずそうなるという保証はありません。
Kindle Previewerで表示確認できる
Kindle PreviewerというAmazon公式のツールを使ってWord原稿を開くと、実際の見え方に近いプレビューを確認できます。
Kindle Previewerでは
・Kindle端末
・タブレット
・スマートフォン
など、複数の表示をシミュレーションできます。
出版前に一度確認しておくと安心です。
参考記事
Kindle Previewerの使い方|Word原稿を開いて確認する方法【初心者向け】
Word入稿で気をつけるポイント
Word原稿でKindle出版する場合、いくつか注意しておきたい点があります。
見出しスタイルを設定する
Kindle本では、冒頭にリンク付き目次を付けると、読者にとって非常に読みやすく便利になります。
Wordで原稿を書くときは、見出しスタイル(見出し1・見出し2など)を設定しましょう。
これを使うことで、目次リンクが正しく作成されます。
参考記事
Kindle目次の作り方|Wordでリンク付き目次を作成する方法
空白の入れ方に注意する
Word原稿では、スペースをたくさん入れてレイアウトを整えると、電子書籍で崩れることがあります。
例えば
・連続スペース
・改行を多用する
・空白で位置を調整する
といった方法は、なるべく避けた方が無難です。
電子書籍は画面サイズや読者の文字サイズ設定によって表示が変わるため、シンプルなレイアウトがおすすめです。
まとめ
Word原稿でも、Kindle出版は十分可能です。
ポイントをまとめると次の通りです。
・Kindle本はWord(docx)でも入稿できる
・初心者はWord入稿の方が簡単なことも多い
・装飾や改ページも比較的そのまま反映される
・ただし複雑なレイアウトは避けた方が安全
電子書籍は紙の本とは少し違う仕組みですが、Word原稿でも問題なく出版できます。
これからKindle出版を始める方は、まずはWord入稿から試してみるのもおすすめです。
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