Kindleで改ページする方法|Wordの改ページは反映されない? 正しいやり方を解説

Kindle出版の準備をしていると、

「Wordで改ページしたのに反映されない……」
「ページの区切りを入れたいのにできない」

という疑問が出てきます。

まず知っておいてほしいのは、Kindleは紙の本とは仕組みが違うということです。

Kindleの「ページ」概念

Kindle本(リフロー型)は、

・文字サイズを読者が変更できる
・行間も変更できる
・フォントも変更できる

という特徴があります。

そのため、Word原稿で見えているページ区切りはそのままの形では反映されません。
基本的に、文章はずらっと連続して表示されます。

Wordの改ページは意味がある?

Wordの「ページ区切り」を入れても、EPUB変換後は必ずしも同じようにページが分かれるわけではありません。

なぜなら、Kindleは読者の設定によって1ページあたりの表示量が変わるからです。

文字サイズを大きくすればページ数は増え、小さくすれば減ります。

つまり、スペースや改行で調整しても、読者側の設定で崩れます。

スペースで調整するのはNG

よくある失敗がこれです。

・空行を大量に入れる
・スペースで位置調整する

これはおすすめできません。

理由はシンプル。文字サイズを変更されたらすべて意味がなくなるからです。

Kindleでは、「無理やりレイアウトを固定しようとしない」ことが大切です。

Kindleで改ページしたい場合の方法

方法① 白紙画像を挿入する

どうしても区切りたい場合、Kindleの縦長サイズに合わせた白紙画像を1枚挿入する方法があります。
画像は1ページ1枚表示になる仕様のため、自然に改ページされます。

方法② 挿絵を挟む

イラストなどの画像を入れると改ページされ、視覚的な区切りにもなります。
読者にとっても「休憩ポイント」になります。

方法③ 中扉を入れる(おすすめ)

章ごとに改ページしたいなら、中扉(第1章 ○○ のような画像)を挟む方法がおすすめです。
見た目も整い、プロっぽい仕上がりになります。

→Kindleの中扉について解説した記事はこちら

まとめ

Kindleでは、

・Wordの改ページはそのまま反映されない
・スペース調整は意味がない
・改ページしたいなら画像や中扉を使う

これが基本です。

仕組みを理解すれば、無理な調整は不要になります。

Kindleは「流動的なレイアウト」。
その前提で設計することが、美しく読みやすい本への近道です。

→Kindleのレイアウト崩れについて解説した記事はこちら

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