KDPペーパーバックとは? 仕組みと原稿仕様をわかりやすく解説

Kindle出版というと「電子書籍」をイメージする方が多いですが、
Amazon KDPではペーパーバック(紙の本)も出版できます。

この記事では、

・KDPペーパーバックの仕組み
・電子書籍との違い
・必要な原稿仕様

について、わかりやすく解説します。

KDPペーパーバックの仕組み

KDPのペーパーバックは、オンデマンド印刷方式です。

・在庫を持たない
・注文が入ってから印刷
・Amazonが購入者へ直接発送

つまり、著者側は在庫リスクゼロ。

売れた分だけ印刷されます。

販売価格から印刷コストを差し引いた金額が印税として支払われます。

→KDPの仕組みについて詳しく解説した記事はこちら

電子書籍との大きな違い

ここがとても重要です。

電子書籍(Kindle)は

・リフロー型
・文字サイズ変更可能
・レイアウトは読者側の環境で変わる

一方、ペーパーバックは

・固定レイアウト
・実際に印刷される
・余白・ページ番号が必要

つまり、電子書籍と紙の本は仕様がまったく違います。

電子版のWord原稿はそのまま使えない?

結論から言うと、基本的にそのままは使えません。

理由は:

・余白設定が違う
・ページ番号がない
・印刷サイズ(A5など)に合わせる必要がある
・表紙は背幅込みで作成する必要がある

など。

電子版用の原稿は「画面表示前提」。
ペーパーバックは「印刷前提」です。
設計思想がまったく違います。

ペーパーバック原稿の基本仕様(簡易説明)

① 本のサイズを決める

例:A5(148×210mm)

最初にサイズを決め、それに合わせて原稿を作ります。

② 余白(マージン)設定

印刷では「綴じ側」の余白が必要です。電子書籍には不要な設定です。

③ ページ番号(ノンブル)

紙の本にはページ番号が必要です。電子書籍では不要。

④ 表紙は背幅込みで作る

ペーパーバックの表紙は

・表1(表紙)
・背表紙
・表4(裏表紙)

を1枚で作ります。
ページ数によって背幅が変わります。
電子書籍の表紙とはまったく別物です。

ペーパーバックは難しい?

正直に言うと、電子書籍より作成に少し手間がかかります。

ですが、

・実際に本として手に取れる
・信頼感UP
・プレゼントやイベント販売に使える

という大きなメリットがあります。

まとめ|ペーパーバックは「別設計」と考える

KDPペーパーバックは、

・在庫なし
・注文後印刷

という仕組みです。

ただし、電子書籍と同じ原稿は使えないという点が重要。

ペーパーバックを作る場合は、印刷前提の設計で原稿を整えましょう。

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